BLOG 店主敬白
還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。
今日は朝からうれしい報告がありました。
2020年8月27日 13:24
3年前に交通事故で、過呼吸になった方から電話を戴きました、漢方薬を服用して10日で、症状のほとんどが改善したということでした。初めてお電話をいただいたときは過呼吸で、苦しくてまともに話せなかった方です。息苦しさだけが電話先から聞こえてきました。肺は乾燥を嫌う臓器です。しかし呼吸困難になるくらい、肺には水が多いのではないか、という仮定の元で、肺の水をだす煎じ薬を差し上げたのです、事故に遭い、精神的にもショックで過呼吸になったのではないか?。また、過呼吸で外出できないために、家の中で冷暖房で、汗を止めているために肺に水が多くなり、過呼吸になった感じがするのです。先ず汗をかいてもらう事。そのためには胃腸を丈夫にしなければなりません。、胃腸が弱い方は、内臓が下がり、低血圧気味、朝が起きにくく、食べればすぐもたれる、といった症状がでます、まさに、この方の症状そのものだったわけです。漢方薬は先ず胃腸を丈夫にする朝鮮人参、カラダの水はけをよくする、ビャクジュツ、ブクリョウなどの入った漢方薬を差し上げたわけです。煎じ薬は加熱することで、カラダに陽気を与えてくれます、元気にしてくれます。顆粒剤と違うのは、煎じることで生薬の濃度が濃くなり、陽気を与え水はけをよくする力を与えてくれます。顆粒剤も同じ成分ですが、煎じない分、陽気を与える力が弱いのです、ですので顆粒剤を服用するときは、必ずお湯に溶かして服用するように話してます。身体の真ん中に、胃はあります。からだのバランスをとってくれます、胃腸を中心に身体は動いています。胃腸を丈夫にすること、胃腸を冷さないことが,健康につながるということを患者さんから教えていただきました。