BLOG 店主敬白
還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。
肝硬変の患者様の家族の方が見えました。
2024年4月22日 14:17
先日、相談された肝硬変の患者様の家族の方が見えました。
歯の痛みが取れないということで、相談された方です、
歯は五臓六腑の中で腎臓の包含されます、
腎臓は肝臓の親に当たります。
まず、歯の痛みの原因を伺ってみました、
やはり肝硬変が原因のようで、西洋薬の痛み止めがつかえないということでした。
肝硬変は肝臓が石の様に固くなる病気で、
血流が悪くなり血液に熱を持つと考えられます。
血液に熱を持つために、痛みが生じているのではないかと考えて四逆散1/2を差し上げてみました、
四逆散は、柴胡、甘草、芍薬、枳実が入っています。
枳実は血液のしこりを取り、柴胡で横隔膜の周辺の籠った熱を取って血流をよくします。
また芍薬と甘草で筋肉のコリを取り除き血流をよくします、
肝臓を患っているので全体の血液の巡りが悪いと考えられます。
それで牛黄をお買い求めいただきました、
牛黄で体全体の血流をよくすることで、
疲れや倦怠感が取れてやる気が出てまいります。
実際、前回1/8づつ差し上げていたたいたところ、1/8を1日2回の服用で
朝も一人で歩行できるようになった(今までは、家族に支えられて排尿していた)、
睡眠が十分深くなった。食欲も出てきて、今までは自分では食べれなかったのが、
自分からたべるようになったということで家族が驚いてました、
今日も2箱購入されました。家族の負担が軽減されたことが何よりとおっしゃってました。
介護疲れが問題です。
長城清心丸は高価な薬ですが、
家族の負担が少なくなるようでしたら決して高いお薬ではありません。ということをお話しされてました。