BLOG 店主敬白

還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。

倦怠感がある、のどが焼けるように痛い症状
2022年8月10日 17:48

新型コロナウイルス感染で、
症状として、のどが焼け付くような痛み、
ガラスが刺さったような熱を持った
のどの痛み、高熱が出た後、
まとわりつくような微熱、、
咳が続く、呼吸がしづらい、痰が絡み、
なかなか改善しない、倦怠感が異常に続く。
などの症状が出ています。
特効薬はありませんが、
新薬と併用して漢方薬も服用してみてください。
解熱剤で、汗をかかずに熱を下げると、
漢方でいう結胸という症状が出ます。
結胸は今でいう、肺炎や気管支炎などの症状ですが、
昔は結胸という病名でした。
熱が出て、汗をかくと、気化熱で自然に熱は下がるのですが、
汗をかかずに解熱剤で下げてしまうと体表の熱が胸に入り、
結胸という症状を起こします。
漢方では、「汗は血液の熱を取る」という考え方です、
余分に血液に熱がこもると、
血液の熱を下げるために、汗をかいて熱を下げるのです、
車でいうとエンジンが焼け付くようになったら、
ラジエターで冷やすのと同じです。
今は胃腸が冷えて、汗をかきにくくなっています、
汗をかくためには、まず胃腸を温めることです。
昔は、おかゆや重湯、ショウガ湯を服用して胃腸を温めていました、
が、今はクーラーの中で胃腸を冷やす食べ物が多く、
(生もの、生野菜。ヨーグルト、乳製品、お菓子や果物、炭酸飲料、ワインなど)
また汗をかきにくくしています、
感染しやすいことは、
体は冷えて、免疫力が低下していることが考えられます。
体温が35度台の方は、
免疫力が37%低下していると言われています。
倦怠感、微熱の症状が続く方には、
ぜひ牛黄(ごおう)の服用をお勧めします。

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