BLOG 店主敬白
還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。
魂の経営
2020年11月19日 12:35
富士フィルムホールディングスの元社長の本です。
戦前満州で生まれ 、5歳のときに敗戦の辛さを肌身で感じ、それから負けるのがきらいな性格になって、今の富士フィルムホールディングスを造った方です。先見の明を持たなければいけない、他と違うことをやり遂げる、価格競争に巻き込まれない、同じ製品を作るにしても、付加価値をつけた商品にして価格に影響されない。ヨーロッパでの巨大企業コダックとの戦いに勝ち、多角経営をして、M&Aを積極的に仕掛けた方です、いまはM&Aが当たり前になっていますが、1990年当時、余り見受けられなかった積極投資をして、今の富士フィルムホールディングスがあります。コロナだからと、消極的になるのではなく、かえって先を読んで積極的な経営をすることを心がけるようにしたいものです。世の中、暗いニュースばかりですが、この本を読むことで、積極性が出て元気になります。時間があると本を読むようにしてます、ニュースは陰気くさく見ません。見ても気持ちが暗くなるだけです。「積極性が運を開く」ということが書いてありますので、是非読んでいただきたい本です。