BLOG 店主敬白
還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。
新保先生の「一薬剤師の心の遍歴」より
マルチン ブーバーの言葉
一人ひとりは後にも先にも、ほかの誰も持っていない「新しいもの」「独自のもの」として、この世に生まれてくるからであり、もし同じ存在、同じ人間がいるとしたら、生まれてくる必要は無かったのだ。たった一人しかいない「私」として生まれたからには、たとえ、どんな条件を背お手生まれてきたとしても、極めてユニークな存在として、その人しか果たし得ない指名を抱いているのであり、その人しか与え得ない愛を与えつつ、1回限りの人生を楽しむ義務を負っているはずだと思います。
路傍の石より
吾一というのはね、吾れ一人なり、われはこの世に一人しかいないんだ。という意味なんです、何よりも生きていかなければいけない。そして、自分自身を生かさなくてはいけない。たった一人しかいない自分を、たった一度しかない一生を本当に輝やかやし出さなかったら、人間生まれた甲斐が無いじゃないか。
内から輝く
太陽は、己の力だけで燃焼し光り輝くように、人も、また、自分の内からのもので輝かねばならぬのではない、内から輝くということは、自我を発揮せよということではなくて、生かされて生きる事への感謝と、それに対するお返しとしての義務のこと。義務は内に秘めたものです、たった一人の私に与えられた生命には、私しか咲かせない感謝の花があるはずです。今の私には、微笑みがそれに当たります、たくさんの悩める人達の、咲かせる花には確かにそれしかないと思います。赤々とまではいかなくても、明るく輝くためには、燃えなくてはいけません。燃えるためには燃料が必要とします。その燃料とは、悩みであり、苦しみであり、痛みだと思います。苦しみを乗り越えた人の顔は、穏やかで、美しく見えるのは、そのことだと思いになりませんか?
病気とは、
蟹は自分の甲羅に合わせて穴を掘る通り、人は、その人の体質と性格にふさわしい病気になり、その病気になる前の症状は、その人自らが作り出すということです。
人間の五つの自我
人間は五つの自我を持っている、①死にたくないとする生存本能 孤独でありたくないという群居衝動 ③他人より優位に立ちたいプライド、認められたいとする自己重要感 ④好かれたいとす性欲 ⑤精神的に飢えたくない、ボケになりたくないとする好奇心