還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。
大自然の道 どんなに力の強い人でもつま立ったら、 もう上に飛び上がることは許されない。 下にかがむ。 それが上に飛んでよい許しの条件である。 人間は足があるから歩けるのではない。 足を出すから歩ける。 それも左の足が前進するためには、 右の足にまず出てもらわねば左足の前進は許されない。 空気もあるから吸えるのではない。 吐いたら吸える。 吸うて吐かないものは絶対に吸うことを許されない。
常岡一郎 一日一話
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