BLOG 店主敬白

還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。

癌を患って分かったこと-8
2024年4月23日 15:04

先日の「ガンをつくる心、治す心」より、
「病歴と全く関係のないと思われる、多くのガン患者さんたちの生活史を調べてみました。その結果、ガンの発祥の原因に、生活の中で生じる心理的ストレスが強くかかわっていることがはっきりしました。近年、増加している乳がん、大腸がん、肺がんなどのガンにおいて、特にその傾向が顕著でした。(中略) そこで私は、その方法は西洋医学から見放されたにもかかわらず、ガンが治癒した患者さんたちから学ぶしかない、と思いました。この患者さんたちが治癒したのは、癌の原因になっていた心理的ストレスから解消されたからに違いなく、それがどうゆう経過で解消されたかがわかれば、治癒や予防の手がかりになると考えたのです、(中略) 治癒した人には自然発生的に心理的変化が起きて、心理的にストレスが解消された。 という共通の現象が認められました、心理的ストレスの解消は自然に起きたことで、意図してなされたことではなかったのです、(中略 )その心理がはたらくには三つのパタ-ンがあったとおもいます。そして、この三つのパタ-ンは究極的には、ガンになる前とはきっぱりと決別し、新たな生き方に踏み出す、すなわちそれまでの人生をリセットすることでした。がんを治すハウツ-はないと思いますが、あえて言うならそれは、客観的に自分の生活史を振り返り、その中に不自然と思われる部分があったら直すこと、今まで満たされずにいたことが満たされるようにすること、ではないでしょうか。私はガンの原因を探求していく中で、心の在り方ががんの原因だけでなく、予防や治癒においても、とても深く関係していることを痛感させられました。」
心の問題と病気の関係を問題提起した本です。興味のある方はぜひお読みください、著者:土橋重隆さんです。

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