BLOG 店主敬白

還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。

人間をささえる三つの柱
2020年2月5日 15:24

前回の「逆境を生きる」から、抜粋してます。

「アメリカの精神心理学の中に、こんな考え方があります。人間をささえる柱は三つある。その三つがしっかりたっていなければならない。中略、三つの柱は、すなわちセルフ(SELF)、インティマシー(INTIMACY)とアチーブメント(ACHIEVEMENT)という三つの柱が人間には必要なのだ、セルフというのは、自分だけの世界 ということです。セルフというのは、自分だけの世界 ということです。ほんを読むときも、音楽を聴くときも、絵を見たり描いたりすること、あるいは書を見たり書いたりすること、座禅することなんかもいいですね。そういう個人だけで完結する世界、思索でも信仰でも、趣味でもいい、個だけの世界の重要性。インティマシーというのは、親近性という意味ですね。親しい人たちとの関係、たとえば妻,子、親しい友人、古い友人、親近者たち、地域の仲間、人間はそういう人たちに支えられている、それから、アチーブメント。つまり達成ってことです。目標をたてるといっていい。会社の仕事でこんなことをやりたい。あるいは趣味の世界でもいいですよ。碁や将棋で何段になりたい・ゴルフであれば、ハンディキャップいくつになりたい、そういう目標や段階を作って挑んでいく。これもやっぱり人間の支え、生きがいになります、この三つが人間をささえる大きな支えだと石塚さんは言っていました。日本人はアチーブメントが強い、が、残りの二本の柱、セルフとインティマシーを太くしていかないといけない、三本の柱をバランスよく太く、充実させておけば、万が一、一本の柱が揺れ動いたりしたときでも、あと二本がささえてくれる。わが身を振り返ってみてもこれは、言うは易し、行うは難し、かも知れませんが、」

毎日が修行です、三本がバランスが取れるようにがんばりたいものです。

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