還暦のくすり屋さん、馬場英二が常々思うこと。
兼好法師は「徒然草」で
「鼻は盛(さか)りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは」
と書き残しています。
満開だけが花、満月だけが月ではないという意味です。
人は、若かったときのその人がいいか、老いてからのその人がいいか
議論することではなく、どちらもそれなりにいい、と私は思っています、
105歳死ねないのもこまるのよ 篠田桃紅著
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